人×モノ×データ活用で解決！製造現場の省人化、自動化

1. 製造業の課題とデジタル化技術を活用した取り組み

少子高齢化が進むなか、国内産業において多くの企業が人手不足の問題を抱えています。労働力人口の見通しの調査によると、今後30年間で労働力人口は約2,300万人ほど減少する見込みとなっています。

出典：「平成29年度版 情報通信白書」総務省　より加工して作成

また、技術継承に問題を抱える企業も多くあります。製造業を対象とした企業意識の調査によると、重要性の認識では9割を超える企業が「重要」「やや重要」と認識しています。一方、成果の認識では過半数が「うまくいっていない」「あまりうまくいっていない」と回答しています。

【技術継承の企業意識】

• ＜重要性の認識＞

  

• ＜成果の認識＞

  

出典：「平成30年度 ものづくり基盤技術の振興施策」厚生労働省　より加工して作成

■このようなお困りごとはありませんか？■

製造現場では、これら「人手不足」「技術継承」の問題からさまざまな課題が発生しています。「現場の意見は把握しているが、何から取り組めばいいのか分からない」、「自社に最適なソリューションを選べない」といったお客様の声が聞かれます。現場の状況を分析し、課題を正しく把握することはむずかしいことでありますが、現場のお困りごとを整理し、それらが引き起こす課題例を挙げると以下のようになります。

• 人手不足

  

  • ・通常より少ない人員での生産が常態化している
  • ・高齢化により、定年退職者が増えている
  • ・新システムを導入しても使いこなせそうな人材がいない
  • ・設備保全が全て目視、手動

• 技術継承

  

  • ・属人化している重要な工程がある
  • ・特定の人しかメンテナンスできない機械がある
  • ・技術やプロセスをデジタル化したい
  • ・熟練工の目視判断にゆだねられている業務がある

■これらの問題によって引き起こされる課題■

こうした課題に対し、AI・IoT、自動化制御、データ活用などのデジタル技術活用への期待が高まっています。3年前と比較した労働生産性の変化を調査した結果によると、デジタル化技術を活用する企業は、半数近くが3年前と比較して自社の労働生産性が向上したと回答しています。

【3年前と比較した労働生産性の変化】

出典：「2021年版 ものづくり白書」厚生労働省　より加工して作成

■製造現場の課題を解決する取り組み■

それぞれの課題を多くの製造現場で解決する取り組みがされています。各取り組みに必要な技術とそれにより可能になることの例をご紹介します。

課題を解決することで、原因となっていた人手不足・技術継承の問題を解決できます。
これにより「そなえる」「みつける」「まもる」「つづける」が実現します！

2. 当社はそれぞれの取り組みに必要となる技術をエンジニアリングソリューションとして提供！

各現場の取り組みに必要となる一連の技術を幅広く取り揃えているのが当社のエンジニアリングソリューションの強みです。
当社エンジニアリングソリューションの例をご紹介します。不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お客様に最適な提案をいたします。