自動車向け機能安全規格「ISO 26262」の自主適合宣言について
(一番厳しい安全度水準 ASIL D でのソフトウェア開発に対応)
発行:2017年6月9日
東芝デベロップメントエンジニアリング株式会社
弊社は、2016年10月1日付で、自動車向け機能安全規格「ISO 26262」の国際規格に対し、開発プロセス及び関連ガイドについて自主適合宣言を行いました。
本自主適合宣言は、以下に示すプロセスを対象としており、各開発プロセスがISO 26262規格の要求事項に適合していることを宣言するものです。
- ・ISO 26262-2 自動車-機能安全- 第2部: 機能安全の管理
- ・ISO 26262-6 自動車-機能安全- 第6部: ソフトウェアレベルにおける製品開発
- ・ISO 26262-8 自動車-機能安全- 第8部: 支援プロセス
- ・ISO 26262-9 自動車-機能安全- 第9部: 自動車安全度水準(ASIL)指向及び安全指向の分析
弊社は、ISO 26262準拠にあたり、社内体制に機能安全部門を整えました。
ソフトウェア開発プロセス定義、ソフトウェアガイドライン定義などを作成し、第三者試験・認証機関(SGSジャパン株式会社)による機能安全の適合分析を実施した結果、安全度水準 ASIL D まで適合していることを確認しました。
弊社は今回の自主適合宣言をもとに、「ISO 26262」に適合した開発プロセスと技術力にて、高品質で安全、安心な車載ソフトウェアエンジニアリングサービスを提供してまいります。
- ・特記事項
- - ISO 26262-2 7節「アイテムの生産に向けたリリース後の安全管理」は対象外とする。
- - ISO 26262-8 13節「ハードウェアコンポーネントの認定」は対象外とする。
- - ISO 26262-8 14節「使用実績による論証」は対象外とする。
- - 規格Partの節単位に満たない対象外は別途とする。