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事例のご紹介3
基板回路データ変換技術を活用した開発事例をご紹介します。
お客様
某産業機器メーカー 様
業種
産業関連製品の開発・製造・販売
■お困りごと
当社の提供技術:基板回路設計、熱解析・熱設計、SI/PI解析、電源共振解析
各プロセスで様々な技術を活用したトータルな設計をいたします。
当社のレイアウト設計を行う標準ツールは図研社製CR5000/CR8000です。お客様から紙ベースの回路図やお客様が保有する回路設計ツール(Allegro、OrCAD、PADS等)で編集した回路図データを当社レイアウト設計標準ツールへ取り込む変換データを作成し、レイアウト設計へスムーズに移行する提案をしました。
1.回路変換
2.部品登録・設計
3.回路生成
4.レイアウト設計
過去の設計データを新しいCADシステムでも活用したいというニーズから、CADバージョン:CR5000へ取り込み可能な回路結線情報(ネットリスト)の回路変換対応をまとめました。ネットリストの一般的なフォーマットは、EDIF、Telesisとなります。
他社CADシステム | CR5000に読み込めるネットリスト | |
---|---|---|
ネットリストフォーマット | ||
EDIF200(*1) | Telesis(*2) | |
Allegro・OrCAD | 〇(*3) | 〇 |
Altium Designer | 〇 | 〇 |
Mentor PADS | 〇 | 〇 |
CSIEDA | × | 〇 |
EAGLE | × | × |
D2-CAD | × | × |
過去の回路データを流用することで作業工数の削減、回路データ品質確保のご要望に応えることが出来ました。
■設計物の概要