CAE(Computer Aided Engineering)
蓄積された豊富なメカCAEモデリング技術により、高精度なシミュレーションを実施し、後戻りのない高性能な製品開発を実現。
- 高品質な筐体設計を効率よく行うための重要な鍵は、新規技術や新基準などの適用リスクに対し、設計の上流段階でシミュレーションを行い、熱や構造上のリスクを軽減しながら、次のプロセスへ進むことです。これにより、設計の後戻りで大きな時間のロスを招くような事態の発生を防止します。
熱流体シミュレーションでできること
■このような課題はありませんか?
- 初めての設計内容、新規要素が多すぎて未知領域の確認に苦戦している
- 部品では設計値が合っているが、組立時の検証でも整合性を確認したい
- 目に見えない熱や風の状態を検証し、エビデンスを作りたい

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- 熱上昇/下向のための施策立案
- 任意区画の均熱化
- 様々な条件下で熱、風、液体の流れをシミュレーション
- 風、液体の出入口の圧力を検証、数値化
- 電流抵抗からの発熱や影響を検証
解析内容と活用シーン
実施しているシミュレーションは、熱流体・熱伝導解析や、応力・落下衝撃解析といった構造解析など。こうしたシミュレーションの特長は、設計条件や納期の厳しいパソコンなどのデジタル製品をはじめとする数多くの製品化に携わり、蓄積した豊富な経験とノウハウの応用で、モデリング効率とレスポンス性を高めていることです。
また、これまでのシミュレーションと実測との比較結果を新規シミュレーションのモデリングに反映することで、常に精度を向上させています。さらに、メカCAEの有限要素法解析モデルのメッシュ生成によるメッシュクリアランス、しきい値設定などの自動チェックで、解析も高品質化。こうしたメカCAEモデリング技術の積み重ねにより、新規の筐体設計でも後戻りのない、高品質な製品開発を実現します。

対応実績(一部)
- ノートPC
- 液晶TV
- BRレコーダー
- プロジェクター
- 水冷冷却装置
- ペルチェ冷却装置
- DC/AC電源
- 蓄電池盤システム
- ロボット制御基板
- 放送機器ビデオサーバー
- LED電球
- ドライブレコーダー
- 防犯カメラ
- ACアダプタ(ジュール熱解析)
- 電力計(ジュール熱解析)
- 製造設備 連続加熱プレス
- EPS制御基板
- インバーター水冷システム
- 水冷システム制御装置
- 水冷装置 流路・内圧
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