画質改善ソフトウェア
モビリティへのカメラ・センサの需要が拡大する中、業務用カメラ開発で培った技術を展開。
- 映像・画像をキレイに見せることに主眼を置いた画質改善ソフトウェアは、世の中にたくさんあります。ところが、ドライブレコーダーや監視カメラなどのセキュリティ関連をはじめ医療、研究目的で撮影される映像や写真となると、ありのままの状態を正しく確認する必要があるため恣意的なソフトウェア加工は一切受け入れられません。
そうした場面で求められるのは、偽像の発生を抑えながら、ノイズを除去し、画像を鮮明にすることです。当社の画質改善、ノイズ対策技術への取り組みをご紹介いたします。
当社の画質改善、ノイズ対策技術について
画像ノイズを除去し、画質を改善する手法の確立にあたり、その根底にあるのは画質を定量的に表す技術です。撮影時、レンズや照明の使い方だけでも画質は大きく変わります。また、2次元カメラだけでなく、3Dスキャナーを使ったり、ホログラムを使ったりすることもあります。いずれの場合にも共通して言えることは、画質を定量的に把握し、適切な処理を施すことが重要だということです。これ以外にも、画質を現す指標はたくさんあり、SD(標準偏差)、NMSE(2乗平均誤差)、MTF(解像度の尺度)、エントロピー(階調のばらつき具合を現わす尺度)などがあります。対象や目的によってこれらを適切に使い分ける必要があり、画質を定量的に表し、それをもとに処理方法を決めるという手法が重要となります。
●保有技術
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幾何学変換画像処理技術
- 車載カメラや防犯カメラの広角レンズによって撮られた画像のゆがみを補正する
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画像鮮明化処理技術
- ガンマ補正、フレア低減、ノイズ低減などを複合的に組み合わせ、画像を鮮明化。車載カメラ映像の明暗部補正などに応用可能
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小型カメラでのノイズ対策技術
- ランダムノイズ(電源、1/f、横引、色、突発性、光ショット)と固定パターンノイズ(縦筋、突発性縦線、素地、画素欠陥、飽和ムラ)を低減
車載カメラ関連で、このような課題はありませんか?
- 既存機器にカメラを組み込みたいが、部品やデバイス選定において相性、組み合わせなどの知見がない
- カメラの性能や画質を要求仕様に合うよう最適化したい
- カメラに起きる不具合を改善したい

お客様の製品開発・課題解決に当社技術をご活用ください
豊富なカメラ関係技術があります
(機器選定、最適化、チューニング、不具合の原因究明、センサ及び周辺回路設計)
- 『システム設計技術』
- 『信号処理技術』
- 『信号ノイズ低減技術』
- 『センサ回路設計技術』
- 『カメラ評価技術』