Interview

流れに逆らうことなく自然体で…
家庭も仕事も、
それがよい結果につながった

シニアエンジニア 1999年入社 データストレージシステム技術
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ソフトウェア開発担当として入社し、1年半くらいはLSIの評価などを担当していました。ちょうどその頃にSDカードが出始め、以来ずっとSDカードをはじめとしたストレージ系のソフト開発業務に携わっています。当初はパソコンなどにSDカードを採用してもらうため、サンプルプログラムを作成し提供したり、SDカードの解析ツールの開発を行ったりしていました。現在はSDカードに替わって、SSDのソフト開発業務がメインになっています。
SDカード業務をしていた頃、これまでの社会人人生で一番印象に残る仕事を体験しました。東芝メモリ事業の方を通じて、某大手自動車メーカーからSDカードに関する技術サポートや調査の依頼がありました。打ち合わせのためお客さまの研究センターに毎週通い対応していましたが、機密事項も多くなかなか要求仕様が具体化できなかったため、打ち合わせのたびにこちらから仕様を提案し、想像力を働かせながらの対応となり大変でした。それまでは東芝グループの業務がほとんどだったので、自分が中心となって他社の対応をすることは初めての経験でした。他社への提案の仕方や物事の伝え方など、当時は大変で何度もくじけそうになりましたが、その後の業務に大いに生かせていると感じています。

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入社当時は横浜に配属となり、その後、青梅や大船など数多くの転勤を経験しました。1人目の子どもを妊娠したときは大船勤務で、自宅から2時間かけて通っていました。育児休職明けに2時間の通勤時間はさすがに不可能だと思い、産休に入る前に青梅への転勤を希望しました。
結婚したときは、子どもができたら会社を辞めるといった発想はあまりなく、仕事をしながらの生活のベースもできていましたので、働くことが必然的でした。産休・育休に入るときにも復職後のことはあまり考えず、「なるようになれ」と流れに任せていたようなところがあります。1人目のときは保活(子どもを保育園に入れるため保護者が行う活動)競争が激しい時期でしたが、運よくスムーズに保育園に入園することができましたので、2人目は比較的楽天的に構えていました。
男女平等とは言っても、結婚・出産を経て仕事を続けるということは本当に大変です。エンジニアとしてここまで仕事を続けてこられたのは周りの皆さんの協力があってこそですが、総合的に考えると、あまり深刻に考えず流れに逆らうことなく「自分にできることをやろう」という思いが、よい結果につながっているのではないかと感じています。

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MY CAREER

  • 1999年入社

    • 大学卒業・当社に入社(新卒採用)横浜事業所勤務
  • 3年目~

    • 異動(執務場所変更)SDカード関連業務
  • 10年目~

    • シニアエンジニア業務開始
  • 13年目~

    • 異動(執務場所変更)
  • 15年目~

    • 結婚
  • 16年目~

    • 異動(執務場所変更)
      通勤時間短縮のため異動
      第1子出産 産休・育休取得(1年)
  • 17年目~

    • 時短勤務にて復職
  • 18年目~

    • 第2子出産 産休・育休取得(1年半)
  • 20年目~

    • フルタイム勤務にて復職(異動(執務場所変更))
    • 時短勤務期間
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