Interview

最先端の技術領域で高まる
GPGPUへの期待

回路設計エンジニア 2009年入社 新製品開発
keyword01適応力Capacity to adapt

最先端
Leading edge

GPGPU

NVIDIA社との強力な
パートナーシップで高まる存在感

GPGPUの画像

GPGPUの画像 3D映像や高精細映像など、高度な画像処理に特化して開発されたGPU(Graphics Processing Unit)に、数値計算用途などの汎用性を持たせたものがGPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)です。GPGPUは、CPUと多数のGPUコアの組み合わせにより、大量のデータを高速で並列計算ができる仕組みとなっています。そのため、科学解析や大規模計算シミュレーション、機械学習やAIの研究・開発など、膨大な計算リソースを必要とする用途に幅広く利用されるようになりました。
当社は2015年10月、GPUのトップブランドであるNVIDIA(エヌビディア)※1社と「Jetson Preferred Partners」を締結し、GPGPUシステムの潜在性能を発揮させるためのソフトウェアチューニングや独自のリファレンスボード開発など、日本で最初のNVIDIAエンベデッド製品開発パートナーとして、高いレベルでの設計・開発・サポートサービスの提供を行っています。


最先端の技術領域で高まる
GPGPUへの期待

人物の写真 現在、私はGPGPUを活用した、組込みシステムの回路設計を担当しています。お客様から委託された業務内容に技術的な問題点がないか洗い出し、仕様を取りまとめ、回路設計に落とし込むことが主な仕事です。例えば、不審者の侵入などを検知する監視カメラ用画像解析システムや、不良品や異物混入を判別する製造ロボット用画像認識システム、また病巣や患部を検出・可視化し、医師の診断をサポートする医療機器用画像解析システムなど、GPGPUと機械学習を組み合わせた開発依頼などにお応えしています。
GPGPUは、いま最も注目を集めている最先端技術のひとつです。そのためNVIDIAは勿論のこと、世界最大のEMS(電子機器受託生産)のFOXCONN(鴻海精密工業)※2、大手自動車メーカーなど、世界的な企業とコラボレーションをする機会が少なくありません。回路設計エンジニアである私自身も、こうした企業の優秀なエンジニアとのやり取りを通じ、非常に多くの学びを得ています。お客様のGPGPUに対する期待は大きく、私たちに寄せられる開発内容はどれも非常に高度です。
最先端の技術領域に携わりながら、自らのスキルも高めていける。エンジニアとしてやりがいを感じる環境であるのは間違いありません。

  • ※1NVIDIA/エヌビディア/Jetsonは、米国およびその他各国のNVIDIA Corporationの商標および登録商標です。
  • ※2FOXCONN/フォックスコン/鴻海精密工業は、鴻海精密工业股份有限公司の商標および登録商標です。
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